カテゴリアンティーク、コレクション武具日本刀、刀剣刀、太刀状態やや傷や汚れあり（詳細）




最上大業物『孫六兼元』嫡系【二十七代兼元】2尺3寸9分

これぞ代表作！孫六を凌ぐ超名刀 精錬地鉄に見事な三本杉

岐阜県重要無形文化財 金子孫六兼元 美濃伝最高峰鍛冶


■コメント■
ご覧いただきありがとうございます。

【銘】
表『二十七代 兼元』
裏『昭和乙丑年十月吉日』

兼元刀匠は本名を金子達一郎といい大正13年生まれ、
室町期より代々続いた得印派の金子孫六家の嫡系です。

鍛刀業の復興を目指して昭和12年に日本刀鍛錬塾に入り
塾頭にして日本刀匠協会の鍛冶総匠を務めた渡辺兼永に学び、
昭和19年に正式に二十七代孫六兼元を襲名しました。

志津兼氏や孫六兼元の作風をねらって高い技量を発揮し
その完成度が評価されて新作刀展にて数多くの受賞に輝き、
昭和55年に産業功労賞を受賞、のち関刀匠会の会長に就任し
平成9年には岐阜県重要無形文化財に指定されました。

また自身が開いた日本刀鍛錬道場にて後進の育成にも力を注ぎ
後に無鑑査となる尾川兼圀刀匠はじめ優れた門弟を輩出するなど、
美濃伝を現代に継承する最高峰鍛冶として語り継がれています。


本作は二十七代兼元刀匠の円熟期に精鍛された豪快な一振、
真骨頂の孫六兼元写しで圧倒的な出来を見せる超傑作刀です。

刃長2尺3寸9分と長寸かつゴリゴリの身幅と肉厚な重ねで
刀身重量927gに及びながらバランスの良い手持ちを実現し、
やや深い反りがついて中鋒鋭く延びごころとなる流麗な姿に
最上大業物の風格と溢れんばかりの覇気を纏っています。

強靭に錬れて詰んだ小板目肌が処々柾がかる精美な地鉄に
地沸微塵に厚くつき頻りに地景表れて地斑調の沸映りが立ち、
刃文は孫六兼元独特の丸みを帯びて変化に富んだ三本杉を焼き
匂深く小沸ついて小足・葉よく入り地刃ともに明るく冴えるなど
後代とは異なる二代兼元の特色と華麗な作域を現代に蘇らせており、
本歌をも凌ぐ出来口で美濃伝の極致を示した至高の名刀です。

極めて人気の高い二十七代兼元刀匠の作品は滅多に出回らず
数少ない現存作では軽量で反りの浅い居合刀が大半を占めており、
豪壮長尺にして反り深い姿と秀逸な地刃の完成度を兼ね備えた本作は
まさしく二十七代兼元刀匠の代表作に相応しい極上の一振です。

作域優れる銀無垢ハバキと上手白鞘による入念な仕立がなされ、
長年にわたり愛刀家様の元で大切に伝えられてきたことが窺えます。

また物故刀匠のため保存刀剣鑑定書の取得も可能となっており、
現代刀屈指の人気も相まって今後さらに価値が上がることは確実です。


孫六兼元の嫡系として室町期より続いた血筋と技を受け継ぎ
岐阜県無形文化財に指定された名工『二十七代兼元』刀匠による
出来素晴らしい孫六写し豪壮傑作刀を家宝として末永くご愛蔵下さい。


ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。

■詳細■
◇◆ 寸法 ◆◇

刃長：72.4cm　元幅：3.35cm　先幅：2.58cm

元重：0.78cm　先重：0.58cm　反り：2.0cm　目釘孔：1個

刀身重量：927gハバキ重量：35g

（素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます）


◇◆ 状態 ◆◇

・刃切れ等の大きな欠点は見当たりません。
・多少のヒケや鍛え等はご容赦下さい。
・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。
・各所、画像にてご判断いただき不明な点はご質問下さい。

■お支払方法■
◇Yahoo!かんたん決済◇

・ご決済を確認後、商品を発送致します。

■発送方法■
◇◆ 発送方法 ◆◇

・基本的に 送料元払 で発送致します。


◇◆ 送料 ◆◇

・送料は全国一律 2,000円 です。
・品物によっては同梱発送も可能です。

■その他■
・気になる点はお気軽にご質問下さい。
・画像の刀掛けは付属致しません。
・著しく評価の悪い方は入札を取り消しさせていただく場合がございます。
・スムーズで気持ちの良いお取引にご協力をお願い致します。

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